【名前】
ロドリドリー
【ステータス】
パワー:3
(足の力が非常に強い。野犬を天高く蹴り飛ばす)
テクニック:2
(視力、動体視力、聴覚、嗅覚など感覚器官が鋭い)
スピード:4
(すごい速さで走る。時速90kmをマーク。空を飛ぶのは苦手で滑空が主だが、助走をつけて跳べば大ジャンプとなり滑空と併用して飛行する)
メンタル:3
(よくわからない思考回路をしている。そのため結果的に催眠などが効きづらい)
ミラクル:1
(羽の模様がとても複雑。高速で移動するこの模様を目で追い続けていると、三半規管にダメージを受けて目を回してしまうため、走行中のロドリドリーを目視し続けるのは危険)
【口調】
・「グッグッ」と濁ったクラクションの様な鳴き声をあげる。奇天烈な行動をとるがこちらのアクションに対してリアクションをすることがある。
【戦闘方法】
・草食で基本的には無害。外敵は強靭な足で蹴り飛ばして撃退する。
【必殺技・特性】
なし
【詳細】
体高 2m
体重 70㎏
大きな鳥型のモンスター。ダチョウの様に大きく長く太い脚を持つが体と羽はカッコウの仲間に近く、頭には目立つ冠羽がある。シルエットとしてはヤンバルクイナが近い。羽の色は青をベースに緑と黒のモザイクの様な複雑な模様を描いている。
草食で敵意は少ないが、基本的に荒野を爆走しており食事や睡眠すら走ったまま行う。かと思えば、急に立ち止まり数日動かない。等と行動パターンが読めない生態をしており謎が多い。
人に懐くモンスターでもあり、何もしてないのに寄り添われることもある。背中に乗る様なアクションをとるが、乗ると走り出して止まらないので注意。ただし、止まったところが目的地の傍であるという事例が殆どであり、本当は頭が良いのではと疑問を持たれている。
『托卵袋』という特殊な器官を雌雄どちらも持つ。托卵袋からは管が体外に向けて伸びるようになっている。
雌は同種を見つけると雌雄関わらず、産卵管から管を伸ばし相手の托卵袋へと産卵する。
托卵袋に卵を入れた雄も同種を見つけると、托卵袋から管を伸ばし相手の托卵袋へと卵を移す。
この様に、卵を同種同士でリレーする生態を持つ。理由はいまだ明らかになっていないが「卵を抱えた個体は、移動が遅くなり体力が削られるため、分散して危険性を減らしている』という説が有力。
無精卵が托卵されることもある。ロドリドリーたちは無精卵と有精卵を区別できているようで、無精卵のみ囮として襲われた際に管から発射される。(時速130km)
生まれた子供はその時に卵を持っていた個体が世話をする。緊急時には子供が托卵袋に入り、里親が逃げるという有袋類に似た習性を持つ。
信頼できる相手に卵を渡すようで、飼育員にのしかかり管を伸ばしてきたという報告がある。
肉は脂身が少ないが癖は少なく、ローカロリー。卵は鶏よりも一回り大きく栄養価豊富。家畜化も考えられたが、爆走して脱走する個体が多すぎたので断念された。