【名前】
クイーンバッドモス
【ステータス】
パワー:3
(大型動物レベル)
テクニック:0
(本能のままに)
スピード:3
(大型鳥類ほどの速さ。巨大な羽による風圧が発生する)
メンタル:0
(生存本能)
ミラクル:3
(強度の高いワイヤーの様な糸をはく。毒性の強い鱗粉を意図的に飛ばしてくる)
【口調】
・「グギュアー」と耳障りな声で叫ぶ。声だけでも個体の大きさによっては衝撃波を伴う。一種の威嚇行為であるが大半の生物にとって非常に不快な音(黒板を引っ掻くような音に近い)で一種の音波攻撃に近く、思わず耳を塞いでしまう。バッドワームやバッドモスには効果が無いようで逆に集まってくる。
【戦闘方法】
あまり攻撃的ではないが、危害を加えようとすると怒って攻撃的になる。音波の威嚇、強靭な糸、固い脚に毒性の鱗粉と基本的にはバッドモスと変わりないがスケールが大きい分威力はより強力になっている。
【必殺技・特性】
「糸をはく」
口から粘着力が強い糸を外敵に巻き付けるようにはいて、動きを阻害させ拘束する。クイーンの場合は糸がワイヤーのように強靭。外敵に巻き付けて自身の口と接着させたまま地面に叩き付ける。
【詳細】
体長 10m~15m 最大18m 最大翼長 約20m
体重 4000トン
バッドワーム・バッドモス全体の母体個体。マザーバッドモスとも呼ばれる。羽の色は緑と紫色がより鮮やかで毒々しく模様も豪奢で複雑。体色もより鮮烈な濃い黄色をしている。
普段は上空を飛行しながら定期的にバッドワームの卵を産みばら撒く。別の個体と接触すると交尾をし巨大な一つの卵「クイーンバッドワーム」の卵を産む。両方が産卵することから雌雄同体であるとされる。
クイーンの食糧はバッドワームとバッドモス。体中からフェロモン、特に鱗粉から放出し、バッドワームとバッドモスを集め糸などで複数絡めとって捕食する。バッドワームたちの異常な単為生殖はクイーンの食糧確保のためだと考えられている。
クイーンバッドワームはバッドワームの巨大個体に金属のような殻を全身にもつ。成虫と同じようにバッドワームとバッドモスをおびき寄せて捕食するが、生まれた場所から殆ど動かない。やがて、非常に頑強な繭に包まり一種間程度でクイーンバッドモスへと変態する。ワームと繭は頑強なため、成体のクイーンバッドモスの討伐が望ましいとされる。
鱗粉の毒性はバッドモスよりも強く発揮され症状も強い、体の痺れ、発汗、発情などの効果をもたらす。体の臭いとフェロモンでバッドモスやバッドワームがわんさか集まってくる。幸い解毒薬は開発されているため、後遺症の心配はない。
他生物相手に生殖は行わないが、動けなくした後に鱗粉の塊をぶつけてくる。そのフェロモンにおびき寄せられ夥しいほどの発情したバッドワームとバッドモスに襲われる。
あまりにも特異な生態から、人為的に作られた生物だと言われているが真偽は不明。実際の生態にもまだ謎が多い。