【名前】
猥裸(わいら)
【ステータス】
パワー:1
(子供レベル)
テクニック:2
(両手だけはテクニシャン。戦闘技術はほぼゼロ)
スピード:2
(中型哺乳類程度の速度。捉えられないわけではないが、鬱陶しい)
メンタル:1
(邪な欲望に基づく)
ミラクル:2
(神出鬼没で、壁などをすり抜け、宙に浮く。物理攻撃は普通に効く)
【口調】
・老人のようなしゃがれたうめき声をあげる。意味のある言葉を発することもあるが、会話にはならない。
【戦闘方法】
・長い体をくねらせながら両手に持つ鎌を振り回す。
【特性】
「衣装特攻」
両手の鎌は攻撃力は高くなく、切れ味も非常に鈍い。しかし、女性が着用している衣類にのみ凄まじい切れ味を誇る。分厚い鎧ですら簡単に真っ二つにするが、着用されていない衣類、衣類の下の肌、男性が着用している衣類などに対しては鈍い鎌のままである。
【詳細】
体長 30cm~1m
体重 不明
細長い蛇のような体を持ち人間の老人のようなしわくちゃの顔に髭を蓄えている妖怪の一種。長い体は下半身にいくにつれて、薄くなっていきある程度で見えなくなっている。個体ではなく種族としての呼称。
スケベ爺の、女性の裸が見たいという邪な欲望が寄り集まって生まれた妖怪といわれている。陰気が深まると自然発生し、女湯などによく出没する。直接的な被害は薄いが見た目と行動が気持ち悪いため、被害件数が多いらしい。
裸を見れば満足して消える個体もいれば、直接巻き付いたりして女体を堪能する個体もいる。満足すれば消えるのは共通で、ある程度ダメージを与えても消える。痛みに対して快楽を感じるようで恍惚な表情をする。
ある程度の知識と準備があれば、人間でも怪人でも呼び出せるようだ。ただし、命令を聞く知性は持ち合わせず、欲望の赴くままに行動する。
長年生き延びた個体は規格外に成長し、妖力と知性を身に宿すと言われている。それでも、スケベ爺な性格は変わらないらしい。